1992年-1998年

ミニバス 「日野RB2WGA型」(1992年)

 

道路事情が悪くて要望があってもバスの運行できない住宅地をカバーするため、小型バスによる地域路線が沿線自治体の協力で実現しました。最初は日野市で、のちに八王子市、府中市と拡大、いま全国的に発達しているコミュニティバスの先取りともいえます。日野自動車が開発した全長7m、全幅2.1mのリヤエンジン小型バスで、白地に鳥の羽根がデザインされています。

オートマチックバス 「ふそうMP218M型」(1992年)

 

1990年6月より路線バスのカラーリングをコーポレートカラーに変更しました。このカラーリングは京王電鉄バスで引き続き使用されており、多摩地区を中心にお客様に親しまれています。この車両はオートマチック車で京王では1988年より導入しました。また、1991年以降に導入した車両は中扉が4枚折戸になっており、スムーズな乗降を実現しています。

スロープ板付き超低床 「日産ディーゼルJP211N型」(1995年)

 

バスをより乗りやすくするため、1995年から超低床車の導入が始まりました。このタイプは24年ぶりの日産ディーゼルで、中型バスのシャーシをベースとして床面の高さ53cmのワンステップを実現、中扉には手動式のスロープ板が装備されて車いす利用者にも対応しています。当時日本一の低床バスで、京王ではこのバスを同年一挙に42両投入して全営業所に配置されました。

超低床小型バス 「日産ディーゼルRN210C型」(1997年)

 

きめ細かいバス輸送をめざして京王では日産ディーゼルと共同でJP型をベースに超低床小型バスをデビューさせました。全長は7m弱と小型サイズながら断面は中型バスと同じなので、独特のスタイルに定員は48人と小型とは思えない輸送力を誇っています。エンジンの置き方を工夫しスロープ板付きワンステップ となっています。1997年に分社した京王バスでは主力車種になっていました。

トイレつき高速車 「日野RU3FSC型」(1998年)

 

京王の中央高速バスの主力車種となっているのが「セレガ」の愛称をもつ日野のトイレ付ハイデッカです。355馬力のエンジンを搭載し、勾配区間の多い中央道でもその力を発揮しています。サスペンションやエアコンも改良されて、比較的距離の長い伊那・飯田線や飛騨高山線でも快適です。車内は4列シート50人乗りで、最後部左側にはトイレ、右側に電話席などが設置されています。

ノンステップバス 「日産ディーゼルUA460K型」(1998年)

 

京王電鉄では1998年夏に日産ディーゼルのノンステップバスを一挙に22両投入、中野・永福町・府中の各営業所に配属しました。床の高さは30cm で、ニーリング機構によって停車時には21cmまで下げることができ、乗り降りは非常にしやすくなりました。中扉にスロープ板が付き、環境に配慮したアイドリングストップ装置つきとなっています。